建物調査(インスペクション)

インスペクションとは?

専門的な知見を有する者が、建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、雨漏り等の劣化・不具合の状況を把握するための調査です。

  1. 中古建物を売買する場合は事前にインスペクションを行って、
    イ)建物の劣化状況を正確に把握し、
    ロ)あと何年使えるのか、
    ハ)そのためにリフォーム費用はどのくらい必要なのかを知ることが大切です。
  2. インスペクションにより中古建物の残存耐用年数を求めることが可能です。法定耐用年数より長い年数を査定できることが多く、金融機関からの融資条件を有利にできる可能性があります。
  3. 不動産取引市場における建物評価は業者等による大まかな価格査定によるものが多く、現実には不公平な取引や建物の抱えるリスクに気付かない取引が生じています。